シフォンケーキを焼いた後に冷ます時間は、最低4時間必要です。
完全に冷めてからでないと型からキレイに外せなかったり、生地が縮んでしまうので、注意しましょう。
冷まし方のコツは、焼き上がったら型に入れたまますぐにひっくり返すこと。
ふわふわのシフォンケーキに仕上がりますよ。
冷蔵庫に入れて冷ますこともできますが、熱いまま入れるのはやめましょう。
他の食品が傷んでしまいます。
それでは、シフォンケーキの冷まし方のコツや冷蔵庫に入れる時の注意点など、詳しく解説していきますね。
焼いた後冷ます時間は?冬も夏も同じ?
シフォンケーキを焼いた後に冷ます時間は、4時間くらいです。
シフォンケーキは焼き上がってから、型に入れたまま粗熱を取らなくてはなりません。
なぜかというと、完全に冷めないまま型から外すと、生地に含まれている蒸気の重みで縮んでしまうからです。
そのため、粗熱を取るのに最低4時間は必要なんです。
粗熱を取る時間は冬も夏も変わりませんが、そのあとの保管が冬と夏で変わります。
冬は低い室温なら常温のまま一晩置いても大丈夫ですが、夏は粗熱が取れたら冷蔵庫に入れましょう。
冷蔵庫に入れる時の注意点は、乾燥に気をつけること。
なぜなら、乾燥すると生地がパサパサになってしまうからです。
シフォンケーキは、ふわふわの食感がおいしいですよね。
なので、ラップをかける・袋で覆うなどして、乾燥を防ぎましょう。
それでは次に、冷まし方のコツを説明していきますね。
冷まし方のコツ・ひっくり返すのはなぜ?
シフォンケーキの冷まし方のコツは、焼き上がったら型のまますぐにひっくり返すこと。
ひっくり返す理由は、ふわふわに仕上げるためです。
シフォンケーキを焼くと、上の部分は膨らんで型からはみ出します。
もし焼き上がり後そのままにしてしまうと、はみ出した部分の重みで下の方に縮んでしまうんです。
生地をふわふわに、均一に膨らますために、焼き上がったらすぐに型のままひっくり返しましょう。
また、ひっくり返した型は、真ん中の開いているところを瓶に挿して置くと良いです。
瓶は重みがあるので安定して置くことが出来ますよ。
瓶がないときはどうする
もし瓶がないときは、ペットボトルでも代用可能です。
型の真ん中の開いているところにペットボトルを挿し込みましょう。
ただし、空のペットボトルだと軽くてひっくり返ってしまうので、中に水などを入れて重くしておいてください。
重くすることで安定感が増すので、安心して置いておけますよ。
早く冷ます方法・冷蔵庫に入れてもいい?
早く冷ます方法として、冷蔵庫に入れても良いです。
ただし、注意点があります。
それは、「熱いまま入れないこと」と「ラップや袋で覆って乾燥しないようにすること」。
焼き上がりの熱い状態で冷蔵庫に入れると、他の食品などを温めてしまい、食品がいたむ原因になってしまいます。
熱いままは入れずに、できれば粗熱を取ってから冷蔵庫に入れるようにしてくださいね。
また、冷蔵庫の中は乾燥しているので、そのまま入れるとせっかくふわふわに焼き上がったシフォンケーキがパサパサに…
そのため、冷蔵庫に入れる際は表面をラップや袋で覆って、乾燥しないようにしましょう。
ちなみに冷蔵庫で冷ます場合でも、型のまま入れるようにしてくださいね。
外し方のコツ
シフォンケーキの外し方のコツは、2点あります。
- 完全に冷めてから外す
- 専用のヘラを使う
それでは一緒に見ていきましょう。
完全に冷めてから外す
シフォンケーキが完全に冷めているか確認してから外すようにしてください。
なぜかというと、少しでも温かいと生地の中に水分が残っていて、型から外した時に重みで縮んでしまうからなんです。
また、水分が残っていると不安定なので形が崩れてしまいます。
せっかくキレイに焼き上がったのに、型から外す時に形が崩れてしまったらショックですよね。
型から外すのは、シフォンケーキが完全に冷めてからにしましょう。
専用のヘラを使う
シフォンケーキを型から外す専用のヘラがあるんですよ。
専用のヘラを使えば、キレイに外すことができちゃうんです。
まず、シフォンケーキの側面と型の間にヘラを入れて、ぐるっと一周させます。
この時、あまり上下に動かしてしまうと生地が崩れてしまうので、優しく動かしてくださいね。
次に、中心部分もシフォンケーキと型の間にヘラを入れて、同じ様に優しく一周させてください。
型からシフォンケーキがはがせたら、逆さまにしてお皿に落としましょう。
最後に底板を優しくはがします。
こうすることで、なめらかでキレイな表面になりますよ。
一晩寝かすなら型から外すのも翌日?
焼き上がったシフォンケーキを一晩寝かすなら、型を外すのも翌日にしましょう。
シフォンケーキを型から外す時、完全に冷めていないとキレイに外せなかったり、生地が縮んでしまいます。
一晩寝かせれば完全に冷めるので、それから型を外してくださいね。
一晩寝かせた生地は水分が均等に行き渡るので、とてもしっとりして美味しくなるんです。
シフォンケーキを一晩置く場合、室温の低い冬なら常温でもOK。
室温が高い時や夏の時期は、傷まないように冷蔵庫に入れて寝かせましょう。
冷蔵庫は乾燥しているので、長時間入れたままにすると生地がパサパサになってしまいます。
しっとり感を逃さないためにも、ラップをかけたり袋で覆うなどして、乾燥から守ってあげましょうね。