クリックポストとレターパックは料金やサイズ、用途が違いますので使い分ける必要があります。
クリックポストの場合は小型の商品を安く簡単に送ることができるので、フリマアプリやネットオークションに出品する際に便利です。
レターパックの場合は重さ4kgまで対応していますが、専用の箱を使用する必要があるので注意してください。
今回はそんなクリックポストとレターパックの違いについて詳しくご紹介していきます。
クリックポスト・レターパックプラス・ライトの違い【料金・サイズ】
クリックポストとレターパックは料金やサイズが違うように、用途が大きく異なります。
レターパックプラスとレターパックライトの違いは、荷物の届け方に違いがあるので注意が必要です。
レターパックプラスの場合は対面で配達し受領印をもらい、レターパックライトの場合は郵便受けへの配達になります。
それでは、クリックポストとレターパックの料金とサイズの違いについてご紹介していきます。
料金
クリックポストの場合、荷物のサイズに関わらず日本全国一律185円です。
レターパックも荷物のサイズが変わっても値段は同じですが、レターパックプラスとレターパックライトで料金が異なり以下の通りになります。
- レターパックプラス…全国一律520円
- レターパックライト…全国一律370円
ただしクリックポストの場合、Yahoo! JAPAN IDまたはAmazonアカウントを作成し、Yahoo!ウォレットまたはAmazon Payの利用登録が必要です。
サイズ
クリックポストの場合、長さ14cm〜34cm、幅9cm〜25cm、厚さ3cm以内、重さ1kg以内の荷物に限ります。
レターパックの場合は、レターパックプラスもレターパックライトも大きさはA4サイズ(340mm×248mm)で、重さは4kg以内です。
しかし、レターパックライトは厚さが3cm以内に制限されている一方、レターパックプラスでは上記の大きさと重さを満たしていれば厚さは3cmを超えても利用することができます。
クリックポストの箱は自由ですが、レターパックは必ずレターパック専用箱を使用しなければならないので注意が必要です。
このレターパック専用箱は郵便局窓口やコンビニ、オンラインショップで購入することができます。
配達日数の比較、届くのはどっちが速い
配達日数はクリックポストもレターパックも概ね差出日の翌日から翌々日となっています。
ただし交通状況や差出時間、離島への配送の場合、配達日数が長引く可能性も考えられます。
つまり正直のところ、クリックポストとレターパックのどちらが早く届くかは分かりません。
どのくらいで届くのかどうしても気になる方は、郵便局のホームページから差出元の郵便番号とあて先の郵便番号を入力するだけで簡単にお届け日数を調べることができますので利用してみてください。
また、クリックポストもレターパックも土日祝日も配達を行っています。
クリックポストとレターパックに補償はあるのか
クリックポストとレターパックはどちらも損害賠償はありません。
しかし、クリックポストもレターパックも追跡サービスを利用することができます。
追跡サービスを利用する際は、伝票にあるお問い合わせ番号を入力する必要があります。
宛先に荷物が届いたことを確認するまでは必ず伝票は大切に保管しておきましょう。
追跡サービスは郵便局ホームページから利用することができます。
送れる荷物の厚さは何センチまで?
送れる荷物の厚さは、クリックポストとレターパックライトの場合は3cm以内です。
ただし、レターパックプラスの場合はA4サイズ(340mm×248mm)かつ重さが4kg以内であれば、厚さは3cmを超えても利用することができます。
レターパックを利用する際、専用の箱が必要となりますが、この箱が著しく破れていたり一部の切取りやその他の加工をしたものは引き取ってもらえない場合もあります。
万一専用箱が破れてしまった場合はガムテープなどで補強することも可能ですが、補強で貼り付けたガムテープによって料額印面(郵便料金支払いを意味する切手のような印刷部分)やバーコード、宛先などが隠れてしまうことがないよう注意してください。
クリアテープを利用するのが一番良いかもしれませんね。
クリックポスト・レターパック、発送のやり方
クリックポストの場合
まず初めに、Yahoo! JAPAN IDまたはAmazonアカウントを作成しYahoo!ウォレット(クレジットカード払)またはAmazon Pay(クレジットカード払)の利用登録を行います。
どちらかのアカウントでサインインした後、荷物情報を入力しYahoo!ウォレットまたはAmazon Payで料金を先に支払います。
するとラベルを印字する画面へと切り替わるので、自宅または近くのコピー機でラベルを印刷し、荷物に貼って近くの郵便ポストか郵便窓口へ荷物を預けて完了です。
クリックポストの場合、手書きのラベルを作成する必要はありませんが、Yahoo! JAPAN IDまたはAmazonアカウントのどちらかが必ず必要ですので、もしどちらのアカウントも持っていない場合は少し手間がかかります。
レターパックの場合
レターパックプラスもレターパックライトも発送のやり方は同じです。
まずは、レターパックプラスとレターパックライトのどちらを利用するかを決めた後、郵便局窓口やコンビニ、オンラインストアなどで専用の箱を購入し、手元に用意します。
レターパックプラスとレターパックライトは専用の箱が異なりますので注意してください。
そして、専用箱の表面に必要事項を記入し、その中に送る荷物を入れて封をします。
この際、現在販売されているレターパックの場合は切手は必要ありませんが、旧料額のレターパックの場合は520円または370円との差額分の切手を貼って利用する必要があります。
荷物の準備ができたら、郵便窓口または郵便ポストに入れて完了です。
レターパックプラスの場合は郵便局のWeb集荷サービスを利用して荷物を集荷してもらいことも可能ですので、ぜひ使ってみてください。