ココアにもカフェインが含まれてることは、ご存知でしょうか?
コーヒーにはカフェインが含まれてることは知ってる方も多いと思いますが、ココアにも含まれてるのは知らない方も多いかもしれません。
ココアを夜寝る前に飲むと、安眠できるといわれています。
しかし、カフェインが含まれてるココアを飲んでも睡眠に影響はないのでしょうか?
今回はココアに含まれているカフェインの量や、寝る前に飲むことでの睡眠への効能を詳しくお話したいと思います。
ココアにカフェイン含有量は?コーヒーとの比較
ココアのカフェイン含有量をコーヒーと比較してみましょう(カップ1杯あたり)
- コーヒー:60ミリグラム
- 純ココア:10ミリグラム
比べてみると、コーヒーとのカフェイン量の差は50ミリグラムもあり、純ココアに含まれてるカフェインの量は少なめです。
純ココアとミルクココアのカフェインの比較
ココアには2種類あります。
- 純ココア:原料のカカオマスから脂肪分を搾取して粉末状にしたもの
- ミルクココア:純ココアに砂糖や乳成分を加えて飲みやすくしたもの
純ココアにはカップ1杯で10ミリグラムのカフェインが含まれていますが、ミルクココアには僅かなカフェインしか含まれません。
妊娠中や授乳中に飲むなら、ミルクココアがカフェインが少なくておすすめですが、糖質を多く含みますので飲み過ぎには注意です。
寝る前にココアは眠れなくなる?睡眠への影響
寝る前にココアを飲むとカフェインで眠れなくなるのでは?と思いますよね。
しかし、ココアのカフェインの量はカップ1杯10ミリグラムです。
カフェインの量は一般的なコーヒーに比べても、とても少ないので気にすることはないでしょう。
ココアは寝る前に飲むのに良い!と言われている理由は、カカオに含まれるテオブロミンという成分が関係しています。
このテオブロミンがとても優秀なのです。
- 自律神経を整える
- リラックス効果も高い
- 体温が上がる
このような効果があるからです。
眠れなくなるのではなく、質の良い睡眠をもたらしてくれるのがココアなのです。
寝る前にココアを飲んだら歯磨きはどうする
コーヒーやお茶類、ココアやコーラ、赤ワインもそうですが、歯が着色しやすい飲み物です。
食べ物だとカレーをよく食べる人は、歯が黄色くなりやすい傾向があります。
歯の着色は、唾液に含まれるタンパク質に、ポリフェノールやタンニンなどが結合することが原因です。
歯の着色を防ぐには、ブラッシングをしっかり行うことが効果的です。
夜寝る前にココアを飲んだ後は、必ず歯磨きをするようにしましょう。
ココアを飲むならミルクココアよりも純ココア
ココアといえば、甘いミルクココアを想像する方が多いと思います。
ミルクココアは飲みやすいように、砂糖や乳成分を加えて飲みやすく調合してあります。
しかし、砂糖やミルクを加えない純ココアは甘さが一切ありません。
ココアを飲むなら、カカオの風味がしっかりと感じられる純ココアがおすすめです。
カロリーもカップ1杯でミルクココアは80キロカロリーですが、純ココアは16キロカロリーしかありません!
どうしても甘みが欲しい時は、お好みで牛乳や豆乳で割っても良いですし、砂糖の代わりにはちみつを入れても美味しいです。
まとめ
ココアにもカップ1杯で10ミリグラムほどのカフェインが含まれています。
しかし、コーヒのようにたくさんのカフェインが含まれてはいませんので、飲み過ぎなければ寝る前に飲んでも影響はないです。
カップ1杯のココアを飲むことで
- 自律神経が整ってリラックスできる
- 体があたたまる
このような効果があるので、寝る前に飲むココアはおすすめです。
ココアを飲んだ後は、歯の着色を防ぐために必ずブラッシングをするようにしましょう。