あなたは、煮干しをどのように摂っていますか?
身近な食品ではありますが、お出汁に使うことはあっても、「食べる」ということはあまりしていないかもしれません。
ここでは、実は栄養たっぷりでとても健康的な食品である煮干しについて、
「煮干しの栄養素」
「煮干しはそのまま食べられるのか」
といった点について、お話していきます。
煮干しの栄養素が驚き
まずは、煮干しの栄養素について見ていきましょう。
三大栄養素というのをご存知でしょうか?
それは、糖質・タンパク質・脂質を指します。
この三大栄養素の中でも、煮干しにはタンパク質がたっぷり含まれているのです。
煮干しは約69%がタンパク質でできていると言われています。
タンパク質は、筋肉を作るために必要な物質で、筋力トレーニングで鍛えた筋肉を増強するために使われます。
また、煮干しには不飽和脂肪酸のひとつである、EPAという物質も豊富に含まれており、血液中の中性脂肪を減らす効果があるようです。
タンパク質で筋力を大きくし、代謝をアップさせることと、EPAにより中性脂肪を減らすことで、ダイエット効果も期待でき、ついつい食べ過ぎてしまうおやつにも最適ですね。
この他にも、カルシウムも豊富に含まれています。
カルシウムは、骨や歯を作るために必要な栄養素ですが、普段の食事からは十分な量を摂取することが難しく、多くの人がカルシウムが不足しがちと言われています。
また、カルシウムの吸収を助けると言われているビタミンDも煮干しには多く含まれているので一石二鳥です。
カルシウムは、骨や歯を丈夫にする作用だけでなく、イライラやストレスを抑え、精神を安定させるという効果もあるようです。
他にも、ビタミンB12や鉄も含まれており、血液を作る栄養素も入っているので、貧血予防にも働きかけるそうです。
以上のように、煮干しには特に女性にとって非常に魅力的な栄養素が含まれているようですね。
お値段もお手頃ですし、積極的に取り入れていくのもいいかもしれません。
煮干しをそのまま食べるのは体に悪い?
次に、食べ方についてです。
イメージがつきやすいのは、やはりお出汁に使うことでしょうか。
では、そのまま食べることは体に悪いのでしょうか?
結論から言うと、煮干しはイワシを煮て干したものであり生ものではないので、そのまま食べることは可能です。
しかし、煮干しの多くは海水で煮ているので塩分がかなり強いです。
従って、そのまま一度に大量に食べ過ぎるのは逆に健康に悪いと言えそうです。
また、煮干し特有のにおいが強いので、そのままだと食べづらいと感じる方もおられるかもしれません。
ちなみに、一日の摂取量の目安は30g程度と言われています。
数にすると25個だそうです。。。
この量をそのまま食べるのは難しいので、塩分を落とすためにも、料理に使って摂取するのがオススメです。
また、煮干しをそのまま使うことが難しい場合は、便利な粉末タイプもあるので活用してみるのもいいですね。
煮干しの栄養がすごいぞ!おやつに最高まとめ
煮干しの驚異的な栄養素と食べ方についてお話してきました。
手に入りやすく、お値段もお手頃、そして何より健康的な優秀食品である煮干しを、ひ普段の生活に取り入れて見てくださいね。