郵便窓口とゆうゆう窓口の違いは、主に営業時間とサービス内容にあります。
主に、ゆうゆう窓口では郵便窓口が営業していない早朝や夜間、休日などの時間帯に営業しており、様々なサービスを利用することができます。
しかし、ゆうゆう窓口では振込や貯金・保険関係や書き損じハガキの交換など一部サービスが利用できないため注意が必要です。
今回は、そんな郵便窓口とゆうゆう窓口の違いについてご紹介していきます。
郵便窓口・ゆうゆう窓口の違いについて教えます!
郵便窓口とゆうゆう窓口の違いは先ほどもお伝えしたように営業時間とサービス内容の2点にあります。
営業時間については後ほど詳しくご紹介しますね。
郵便窓口でしかできないサービス、つまりゆうゆう窓口では提供できないサービスがあり、以下の通りです。
- くじ付き郵便ハガキの景品交換(当選したお年玉年賀状はがきなど)
- 書き損じやハガキ、切手、収入印紙の交換
- 振込(振込取扱票を含む)
- 貯金や保険関係
- 通帳の繰越
- 定額小為替の購入
また、郵便窓口とゆうゆう窓口の両方が開いている場合には、ゆうゆう窓口では保管郵便物の受け取りのみ可能となっていますので、その他のサービス内容の場合は郵便窓口に行きましょう。
郵便窓口とゆうゆう窓口での具体的なご利用可能サービスについては、後ほど説明します。
郵便窓口とゆうゆう窓口って、全ての郵便局にはない?
郵便窓口は全ての郵便局にありますが、ゆうゆう窓口は各エリアにある大きめの郵便局にしかありません。
自分のお住まいの地域だと、どこのゆうゆう窓口が一番近いのか事前に調べておいた方が良さそうですね。
以下の郵便局のホームページから簡単にゆうゆう窓口を探したり、営業時間を調べることができます。
https://www.post.japanpost.jp/shiten_search/
気になってこちらのサイトで調べてみたところ、ゆうゆう窓口が一番多かった都道府県は東京都で90軒、一番少なかったのは鳥取で4軒でした。
都道府県を指定するだけで、その都道府県にあるゆうゆう窓口のある郵便局の住所と営業時間がすぐ表示、出先でもすぐに調べることができます。
郵便窓口でできることは?速達・ゆうパックの発送ほか
郵便窓口で利用可能な主なサービスは以下の通りです。
- 郵便物の発送(ポストから郵送可能ですが、窓口に持っていくと速達や書留などのオプションをつけて発送が可能)
- ゆうパック、レターパック、クリックポスト、ゆうパケット、ゆうメール、スマートレターレタックス、国際郵便の発送
- 切手やハガキ、年賀状の購入
- 収入印紙の購入
- レターパックやスマートレターなどの専用封筒の購入
- ゆうパック梱包材の購入
- 当選したお年玉年賀状はがきなどのくじ付き郵便ハガキの景品交換
- 書き損じハガキや切手、収入印紙の交換
- 保管郵便物などの受け取り(ゆうゆう窓口の営業時間外に限る)
- 転居届の提出
- 保険加入などの手続き
- 振込や送金手続き(郵便局の貯金窓口へ)
上記サービスを受けたい時は、基本的に郵便窓口へ行きましょう。
ちなみに最近はコンビニでレターパックなどの専用封筒を購入することができ、準備ができたら窓口に行かずにポストに投函して荷物を発送することが可能です。
ただ荷物の重さやサイズが規定よりも超えていた場合に返送される場合がありますので、不安な時は窓口に持って行って、その場で荷物を測ってもらうことをお勧めします。
ゆうゆう窓口でできることは、切手・はがきの購入、不在届の対応等!
次にゆうゆう窓口で利用できるサービスについては以下の通りです。
- 郵便物の発送(ポストから郵送可能ですが、窓口に持っていくと速達や書留などのオプションをつけて発送が可能)
- ゆうパック、レターパック、クリックポスト、ゆうパケット、ゆうメール、スマートレターレタックス、国際郵便の発送
- 切手やハガキ、年賀状の購入
- 収入印紙の購入
- レターパックやスマートレターなどの専用封筒の購入
- ゆうパック梱包材の購入
- 保管郵便物などの受け取り
- 転居届の提出
このように、ゆうゆう窓口では郵便窓口とほとんど同じサービスを利用することができますが、先ほどご紹介したようにいくつかのサービスは利用することはできません。
つまり、上記のサービス内容でしたら早朝や夜間、休日などの郵便窓口が営業していない時間帯にも利用できることができるので非常に便利ですね。
またお伝えしたように郵便窓口とゆうゆう窓口の両方が営業している場合は、保管郵便物の受け取りのみゆうゆう窓口で、他の上記のサービスは郵便窓口となっていますので注意してください。
営業時間や土日、祝日の営業も違うって本当?
多くの郵便局の営業時間は、平日9:00〜17:00、土曜9:00〜15:00、日曜祝日は休みです。
ただ、各都道府県の中心地などにある郵便局は土曜も休みだったり、日曜祝日も営業をしていたり、営業時間が異なる場合もあるため、必ず事前にお近くの郵便局の営業時間を調べた方が良さそうですね。
上記の郵便窓口の営業時間に対して、ゆうゆう窓口の営業時間は比較的長く営業している傾向にあります。
そのため、サービス内容によっては郵便局が開いていない時間帯にゆうゆう窓口で済ませることも可能です。
ゆうゆう窓口の営業時間にはいくつかのタイプがあるので、ご紹介していきましょう。
- 早朝から夜にかけて、また土日も営業
- 郵便局が開いていない早朝や夜間の時間帯や休日だけ営業
- 曜日に関係なく、郵便局と同じように朝から夜まで営業
以前は24時間営業だったゆうゆう窓口ですが、2022年現在は最大21時までの営業となっています。
こちらも地域によって大きく営業時間が変わってきますので、事前に営業時間を確認することをお勧めします。
郵便窓口・ゆうゆう窓口の違いまとめ
郵便窓口とゆうゆう窓口の違いについてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
とにかく注意していただきたいことは、下記の2点です。
- 最寄りの郵便局にゆうゆう窓口があるかを確認し、営業時間を把握する
- ゆうゆう窓口ではいくつか利用できないサービスがある
また最近はスマートフォンやパソコンを使って、自分で発送手続きをしたり転居手続きをすることも可能になっているサービスが多くあります。
郵便窓口に行く手間も省けますので、気になる方は郵便局の公式HPで調べてみてください。