郵便局の配達が何時までかは、配達サービスの種類によって異なります。
普通郵便の配達時間は原則17:00、速達やゆうパックなどは21:00までで、時間指定が可能です。
土日はゆうパックや速達など、日時指定のあるもののみの配達となっています。
普通郵便では、以前よりも配達日数が長くなっているため、急ぎのものは他の配達サービスを利用しましょう。
今回は、郵便局の配達時間が何時までか、配達サービスによる違いなど、詳しくお話していきます。
郵便局の配達時間は何時まで?普通郵便の場合
普通郵便の基本的な配達時間は、9:00~17:00です。
基本的には配達は1日1回のところが多く、時間は地域によってある程度決まっています。
同じ地域内の中でもある程度配達ルートがあり、配達はだいたい同じ時間帯です。
天候や郵便物の量によって、配達時間は30分~1時間ほどずれることもあります。
18時を過ぎても届かない場合は、到着は翌日以降になると思っておいた方がよいでしょう。
普通郵便は何日くらいで届く?
17:00までに窓口に出した場合には、翌々日以降の到着が目安となります。
以前は普通郵便でも投函翌日に届くことがありましたが、現在は翌日に届くことはほとんどなくなりました。
これは、深夜に行っていた郵便物の仕分け作業を取り止めたことや、土曜日の配達を休止したためです。
従来よりも1~3日長くなりますので、余裕を持って送るようにしましょう。
日本郵便株式会社
https://www.post.japanpost.jp/send/deli_days/index.html
窓口でなくポスト投函の場合や、土日祝日を挟む場合には、検索結果よりも日数がかかることがあります。
急ぎで受け取りたいものは、時間指定のできる方法で送りましょう。
差し出す場合には、午前に出しても午後に出しても、到着予定日は同じになります。
普通郵便が届かない場合は?
まずは管轄の郵便局で、配達状況を確認しましょう。
その日の配達が遅延している場合があります。
それでも届かない場合には、インターネットで「郵便物等が届かないなどの調査のお申出」をしてみましょう。
ただこちらは、差出人や受取人の情報を細かく入力する必要があり、差出人の電話番号が必須になっています。
不明点が多かったり、急ぎの場合は直接郵便窓口に問い合わせましょう。
この調査は1カ月程度時間がかかることもありますので、最終手段と思っておきましょう。
速達やゆうパックの配達時間は?
普通郵便以外の、主な配達サービスの配達時間についてです。
速達
速達の配達時間は9:00~21:00です。
速達は、手紙やはがきなどの郵便物が、よりスピーディーに届くサービスで、原則、到着は発送の翌日となっています。
縦長の郵便物なら表面の右上部、横長の郵便物なら右側部に、赤い線を表示し、追加料金を支払えばポストからでも投函が可能です。
速達郵便は、不在時にはポスト投函されることもあります。
ゆうパック
ゆうパックの配達時間は9:00~21:00です。
お中元やお歳暮など、荷物が集中する時期には、21:00以降の配達の可能性もあります。
ゆうパックは、荷物の縦・横・高さの合計が170cm以下、重さ25kgまでを対象としたサービスです。
ゆうパックでは、発送時に配達希望時間を指定することができます。
配達希望時間は以下の通りです。
- 午前中
- 12時頃~14時頃
- 14時頃~16時頃
- 16時頃~18時頃
- 18時頃~20時頃
- 19時頃~21時頃
- 20時頃~21時頃
書留
書留の配達時間は9:00~21:00です。
書留は、特に大切な書類や商品券、現金などを送る際に使われます。
配達過程を記録し、万が一届かなかった場合、賠償してくれる補償もついています。
受け取りができなかった場合でも、電話で当日17:00頃までに再配達希望を伝えれば、21:00頃までに再配達をしてくれます。
詳しくは郵便局によって異なるので、不在連絡票を確認してください。
土日や祝日の配達は?
普通郵便は、取り扱いは月~金曜日で、土日・祝日の配達は行っていません。
ただし、速達・ゆうパック・書留など、一部の郵便物は、土日・祝日も配達が可能です。
土日や祝日に配達可能なサービスは以下の通りです。
- 速達
- 書留
- 代金引換
- 電子郵便(レタックス)
- 配達時間帯指定郵便
- 配達日指定郵便
- レターパック
- 国際スピード郵便物など
- ゆうパック
- ゆうパケット
なお、荷物の集荷は土日・祝日でも行っています。
各都道府県の中央郵便局や、各市にある大きな郵便局では、土曜日、もしくは土日・祝日も営業しているところがあります。
平日より営業時間は短いですが、窓口を利用することができます。
またポストも、平日より回数は少ないですが、土日・祝日でも集荷が行われています。
午前中は何時から配達してる?
午前中の荷物の配達は、9:00から開始されるところが多いです。
普通郵便は1日1回の配達が多いですが、速達やゆうパック、書留などは1日に数回配達があるため、8時台になるケースもあります。
配達時間指定をする場合、午前中に指定する人が多く、特に午前中は荷物の量が多いようです。
荷物が多いと正午を過ぎることもあるようなので、午前中指定の場合は気長に待ちましょう。
配達時間を調べる方法はあるのか
荷物の問い合わせ番号(追跡番号)のあるサービスであれば、配達状況をネットで随時確認することができます。
もし受け取れなかった場合には「不在連絡票」がポストに入っていると思いますので、再配達の依頼をしましょう。
お届け予定の通知を受け取ることができる
「e受取アシスト」というサービスがあり、ゆうパックのお届け予定日の通知をLINEやメールで受け取ることができます。
荷物が届く前に、あらかじめ受け取り日時を指定しておくことができます。
日時の変更の他にも、受け取り場所の変更も可能です。
受け取り場所は以下の通りで、郵便局以外は事前に手続きが必要です。
- 郵便局
- コンビニ
- はこぽす
- 自宅の指定場所
「自宅の指定場所」を登録しておくことによって、自宅での置き配も利用できます。
置き配もうまく利用しましょう
ゆうパックやポストに入らない荷物は、以下の条件を満たせば、置き配が可能です。
- 受取人の住所または居所と同一建物内または同一構内であること
- 郵便物等が外部から容易にわからず、事故のおそれがないこと
- 降雨等により、郵便物等が汚染するおそれがない等、郵便物を安全に保管できること
指定可能な受け取り場所の具体例は、以下の通りです。
- 宅配ボックス
- 玄関前鍵付容器または玄関前
- メーターボックス
- 物置・車庫
その他、置き配バッグを利用することも可能です。
郵便局では、OKIPPAという置き配バッグを販売しています。
置き配サービスを利用する場合には、「指定場所配達に関する依頼書」を郵便局の窓口に提出する必要があります。
詳しくはこちらから確認してください。
また、書留郵便物やセキュリティサービスゆうパックの置き配には、さらに厳重な宅配ボックスが必要で、「指定場所配達(戸建住宅向け宅配ボックス)に関する依頼書」を提出する必要があります。
現金書留、本人限定受取、保冷、生モノなど、宅配ボックスの対象外となる荷物もありますので、注意してください。