佐川急便では再配達で受け取り場所の変更をすることで、宅配ロッカーで荷物を受け取れます。
ヤマト運輸や薬局などに設置された、全国のPUDOのロッカーが利用可能です。
佐川急便のロッカー受け取りについて、受け取り手順はもちろん、配達場所の変更や受け取り期限が過ぎてしまった時の対応などもまるっと紹介します。
佐川急便のロッカー(PUDO)受け取り方法
佐川急便のロッカー(PUDO)受け取り手順を紹介します。
佐川急便のご不在連絡票とスマホがあれば、ロッカー受け取りの申し込みができます。
ロッカー受け取りができる荷物のサイズは、3辺の合計が100㎝以内、10㎏以内です。
クール便や大きな荷物は、ロッカーでは受け取れません。
①QRコードを読む
まず、ご不在連絡票のQRコードを読みます。
QRコードにスマホのカメラをかざすと、QRコードを読むことができます。
URLが表示されるのでアクセスしてください。
「Web再配達受付サービス」の画面で、受け取り場所の変更をします。
「佐川急便の営業所、宅配ロッカー、提携先店舗でのお受け取り」を選択します。
②受け取り先の変更 仮受付
「受け取り先変更 仮受付」でメールアドレスを入力して、届いたメールのURLにアクセスします。
メールが届かない場合は、メールアドレスが正しいか、迷惑フォルダに入っていないかを確認してください。
受け取りロッカーの選択
「受取先変更 申込」画面で、「受取場所選択」から、最寄りのロッカーを選択します。
地図も確認して、近くのロッカーを選びましょう。
申し込み内容の確認
「納品予定日」と「お預かり期限」を確認しましょう。
ロッカーの「受取可能時間」と「納品予定日」を確認すれば、いつ頃受け取れるかが分かると思います。
納品予定日は、翌日以降になることが多いようです。
早めに受け取りたい荷物がある場合は、ロッカー受け取りは避けた方が良さそうです。
納品の連絡
ロッカーに荷物が届くと、佐川急便からメールが届きます。
申し込み時に確認した「納品予定日」以降にメールが届くので、それまで待ちましょう。
メールに書かれている「解除用認証コード(パスワード)」は、ロッカーを開ける時に必要です。
ロッカーから荷物を受け取る
ロッカーの画面に、パスワードを入れて荷物を受け取ります。
「受け取り」を選択して、パスワードを入れ、サインをして完了です。
鍵が開いたロッカーから、荷物を取り出します。
ロッカー(PUDO)の場所を確認する方法
PUDOのロッカーは、全国に設置されています。
ただし、佐川急便の荷物は、佐川が指定したロッカーでしか受け取れません。
佐川急便の荷物を受け取れるロッカーの一覧は、Webサイトで確認できます。
https://www.packcity.co.jp/sites/packcity.co.jp/files/2211sagawa.pdf
基本的には、ヤマト運輸や薬局などで受け取れるようです。
24時間利用可能な場所が多いですが、設置場所によっては利用時間が決まっている場合があります。
利用可能時間に受け取りが可能かどうかも確認しておきましょう。
また、ロッカーの空きがない場合は、ロッカー受け取りはできません。
ロッカーの空き状況は、ヤマト運輸のサイトで確認できます。
ロッカーが空いていないと、ロッカーでの受け取りはできず再配達も遅れてしまいます。
急ぎの場合は、ロッカー受け取りは避けた方が無難ですね。
配達場所変更のやり方
佐川急便の配達場所の変更は、再配達の申し込みで受け取り場所の変更をします。
配達場所の変更は、以下の方法でできます。
- 営業所へ電話で依頼
- Webで再配達の依頼
- ご不在連絡票のQRコードから依頼
- ご不在通知メールから依頼
ロッカーでの受け取りや再配達を申し込んだ後に、配達場所を変更することも可能です。
ただし、その場合は受け取り期限が迫っていると思うので、営業所へ電話をかけることをおすすめします。
電話では、急ぎの荷物や配達日・配達時間の変更、届け先の変更などの相談ができます。
配達場所は、営業所、ロッカー、コンビニ、自宅を選べます。
営業所へ電話で依頼
電話では、急ぎの荷物や配達日・配達時間の変更、届け先の変更などに対応してくれます。
電話番号はご不在連絡票に記載されているほか、webサイトで検索することもできます。
【佐川急便】営業所検索(営業所・サービスセンター・取次店を探す)
急ぎの荷物、受け取り期限が迫った荷物などにも、柔軟に対応してもらえます。
営業時間が決まっているので、そこだけ注意しましょう。
webで再配達の依頼
webでの依頼は、ご不在連絡票を用意して「営業所番号」と「お問い合せ送り状No.」を入力します。
必要事項を入力して配達場所を変更します。
ご不在連絡票のQRコードから依頼
ご不在連絡票のQRコードを読み取って、「受取場所変更 申込」で配達場所を変更します。
先ほど説明した宅配ロッカーでの受け取り方法を参考にしてください。
不在通知メールから依頼
スマートクラブに登録している場合は、不在通知メールからも手続きできます。
再配達の依頼から、配達場所の変更が可能です。
受け取り場所の変更方法についてはこちらでも詳しく紹介しています。
はじめからロッカー受け取りにはできない?
佐川急便では、ロッカー受け取りをはじめから選択することはできません。
再配達でのみ受け取り場所を宅配ロッカーに変更できます。
対応しているお店で商品を買った場合は、コンビニ受け取りや置き配は可能なのでそちらも検討してみてください。
ヤマト運輸では、はじめからロッカー受け取りを選ぶことができるようです。
ヤマトでは、商品を購入したお店で受け取り先をPUDOのロッカーにすることで、自宅ではなくロッカーで荷物を受け取れます。
はじめからロッカーで荷物を受け取りたい場合は、ヤマト運輸で発送してくれるお店を探しましょう。
また、ヤマト運輸にはPUDOのすべてのロッカーで荷物を受け取れる、荷物の発送もロッカーでできるといったメリットもあります。
ロッカーの利用の幅が広がりますね。
残念ながら、佐川急便ではロッカーの受け取りをはじめから選ぶことはできませんでした。
発送方法が佐川急便と指定されている商品は、再配達でロッカー受け取りを選びましょう。
ロッカーで受け取り期限が切れたら?
ロッカーの受け取り可能期間が過ぎても、差出人への返送がまだなら受け取れる可能性があります。
できるだけ早めに佐川急便へ電話してみましょう。
佐川急便の荷物保管期間が過ぎると、荷物は差出人に送り返されてしまいます。
ロッカーの保管期限については、パスワードを知らせるメールの中に「お荷物受け取り可能期間」が書かれています。
佐川急便の荷物保管期間は8日ですが、宅配ロッカーの保管期間は3日になっています。
通常より短くなっているので注意してください。
佐川急便の「受取先変更利用規約」には、「保管期間を超えた場合、受取指定場所で荷物を保管していたとしても、お客さまに荷物をお渡しできないことがあります。」と記載されています。
保管期間が過ぎてしまったら、できるだけ早く佐川急便に電話をしましょう。
逆にこちらから荷物を送ることもあると思いますが、佐川急便の送り状や伝票はコンビニには置いてありません。
送り状のもらい方や入手できる場所についてこちらで紹介しています。