縮んだ服を元に戻す方法！お気に入り綿100のTシャツが復活

縮んだ服を元に戻す方法を分かりやすく紹介！

お気に入りの綿100Tシャツやレーヨンなど縮むとショックですよね。

乾燥機で縮んだ服やTシャツの戻し方にはスチームアイロンや柔軟剤を使うやり方があります。

ここではそのやり方を、コツと注意点をまじえて詳しく解説。ではさっそくどうぞ。

縮んだ服を元に戻す方法・綿のTシャツにはスチームアイロン

ニットやアクリル素材にくらべると、まあまだいいかな、という印象もありますが、綿100のTシャツも縮むときはガッツリ縮みますよねー、マジでショックです。

綿に限らず、縮んだ服を元に戻すには、ざっくりいうと「引っ張って伸ばす」ということになるわけですが、そのためにひと工夫。

ということで、そんな縮んだ綿のTシャツを戻す方法から行きましょう。

まずは、スチームアイロンを使った方法を紹介します。

１．アイロン台にTシャツを広げる。

この時点で、戻したいサイズのイメージをしておきます。なんとなくこれくらい、っていう。

２．スチームにたっぷり水をだしながら、アイロンを当てていく。

スチームの量が切り替えられたりするものもありますよね。というか、ほとんどはそうなっているんじゃないでしょうか。とにかく、スチームは「最大」にしておきます。

そして、ポイントは「アイロンを当てっぱなしにせずに、ちょこちょこ浮かせること」

ここでやることは、アイロンを当ててシワを伸ばすことじゃありません。スチーム機能で、あったかい水分をガンガンTシャツに当てる、ということです。

ようは、蒸しているようなもんですね。

なので、アイロンの熱で水分がどんどん蒸発しないように、微妙に浮かせたりしながら全体に蒸気を当てていきましょう。

３．戻したいサイズまで手で伸ばす。

あとは、両手でしっかり持って、伸ばしたい方向に引っ張ります。

単純に、伸ばす。

同じ場所、同じ方向ばかりにならないように、こまめに持つとこを変えながらやりましょう。

もともと、工場で綿から生地が作られる工程って、機械で伸ばしながらやるそうなんですよ。

それが戻って縮んでしまっているので、また引っ張って伸ばす、というのが元に戻す唯一の方法になります。

４．伸ばしたりなければ再度スチーム

一通り引っ張ってみて「いまいち伸びないなー」というときは、再度スチーム攻撃からやりましょう。

縮んだ服やTシャツを柔軟剤で元に戻す方法

次に、柔軟剤を使って縮んだ服や綿100のtシャツを元に戻す方法を紹介します。

さっきのスチームアイロンとまあ、理屈は同じです。濡らして、伸ばす。

アイロンを持っていない、もしくは手間をかけずに戻したい場合に適していると思います。

１．Tシャツがつかる程度の洗面器、バケツを用意、または洗面台に水を溜める。

まあそこそこの大きさであればOKです。

２．柔軟剤もしくはトリートメントを少量溶かす。

服やTシャツが縮んだ状態ってのは、髪の毛がもしゃもしゃ！ってなってるのと同じことらしいですよ。

ほんとですかね。笑

でもたしかに柔軟剤を使うと繊維が柔らかくなって摩擦も少なくなるので、伸ばしやすくなるんです。

３．３０分程度つけおきする。

しっかりと染み込ませるために、しばらく放置しておきます。

４．脱水して、引っ張って戻す

これ、脱水っていっても洗濯機の脱水でぶん回したらダメですよ。

形をそこそこ整えておいて、バスタオルをのせて上からおさえるとか、そーっとやってくださいね。

そして形を整えてほしたら、やっぱり引っ張る。笑

ただし柔軟剤を使ってから引っ張ると、やりすぎて伸び過ぎてしまうこともあります。

サイズをみながら、適度なところでやめてください。

あとは、バスタオルの上にでもおいて平干ししておきます。

じつは綿の服はほっといても元に戻る？

天然素材の服って、じつは着ていると重さでちょっとずつ勝手に元に戻ってくるんですよ。

まあ、綿100でもTシャツとかだと軽いからあれだけど。

そこそこ重さのあるものなら、あわてずにしばらくそのまま着てみるってのもありです。

いや、今すぐ戻したい、ってときは柔軟剤作戦でいってみてください。

縮んだ服を元に戻す方法！お気に入り綿100のTシャツが復活まとめ

さてさて、ここまで綿のTシャツ、服が縮んでしまった場合の戻し方について、駆け足でお届けしてきましたが、どうだったでしょうか。

最後にさらっとまとめますね。

綿は比較的取り扱いやすい素材ではありますが、洗濯の仕方や干し方によっては、縮んでしまうことがあります。そんな時はぜひ今回紹介した方法を試してみて下さい。

お気に入りのTシャツが長く愛用できると思います。

ではでは、最後までおつきあいありがとうございました。