020から始まる電話番号はデータ通信専用に割り当てられた番号です。
つまり、020から始まる電話番号では一般的な音声通話はできません。
見慣れない番号で何のことかと思うかもしれませんが、安心してください。
2017年から新しく020の番号がデータ通信専用に割り当てられるようになりました。
さらに、令和元年12月25日からは020から始まる14桁の番号が割り当てられるようになりました。
020から始まる番号や14桁の番号について何のことかと思いますよね。
この記事では、私自身が調べた内容をもとに可能な限りわかりやすくご紹介していきたいと思います。
この記事で読めること
020から始まる電話番号って何?
020から始まる電話番号は、多くの方が想像する「電話番号」とは少し異なっています。
020から始まる電話番号はデータ通信専用に割り当てられた番号で、一般的な音声通話などができる電話の番号とは違うんです。
今やなくてはならない存在のスマホですが、利用する人が増えると割り当てられる番号が足りなくなってしまいますよね。
2017年1月1日の電気通信番号規則の改正で、M2M(Machine to Machine)専用番号として020が割り当てられることになりました。
もう少しわかりやすくお話しすると、「090」や「080」「070」だけでは足りなくなってしまうので、「020」が追加されることになったということです。
そのため「データ専用SIM」が増えているんだそう。
最近では、電話は使わずにチャットやアプリの通話を使う人も多いですよね。
私自身の体験談なのですが・・・mineoを利用しているのですが、一時期データ通信のみの契約をしていたことがあります。
その時に割り当てられていた番号が「020」から始まる番号でした。
最初に見たときは、「何の番号?!」と驚きました。
電話で使っていた番号は、別の携帯会社で契約をしていて、その後mineoに電話の契約も移行したのですが電話番号は変わらずに使えましたよ。
「020」の番号が追加されても、今使っている電話番号が変わることはないので安心してください◎
M2M専用番号をもう少し詳しく
M2M(Machine to Machine)専用番号と言われていて、機械同士がやりとりするために割り当てられた番号です。
そう言われても、あまりピンと来ませんよね。
人の手を介さずにセンサーやモノ同士が通信を行なうことをM2Mといいます。
私自身もよくわからなかったのですが・・・例えば、自動運転や自動販売機の売上管理などに使われています。
繰り返しになりますが、M2M専用番号とは一般的にイメージされる携帯電話の番号ではなくて機械同士の通信をするための番号なんです。
020には14桁の番号がある?
先ほど電話番号が足りなくなるので、「020」の番号が追加されたとお話ししました。
ですが、それでも足りなくなってしまうので、令和元年12月25日以降さらに番号を増やして14桁の番号が割り当てられるようになりました。
020ー0YYYYYーXXXXX
というような番号になるそうです。
これまでは、11桁でしたがそれでは割り当てられる番号がなくなってしまうので、14桁の番号が発行されるようになったということですね。
先ほどお伝えしたように新しい番号が追加されても、今自分が使っている番号が勝手に変わってしまう、ということはないので安心してください◎
020の番号から電話がかかってきたらどうする
020から始まる電話番号は、データ通信専用に割り当てられた番号なので基本的に電話がかかってくることはありません。
かけ直したとしても電話はできないんです。
「020」は元々ポケベルで使われていた番号なんだそう。
今は、インターネットFAXサービスで使う機器に割り当てられている電話番号にもなっているそうです。
そのため、繰り返しになりますがかけ直しても電話はできないんですよね。
「020」の番号からの着信があった場合は、かけ直しができないので、そのままにしておくしかないかもしれません。
知らない電話からの着信を調べる方法
「020」の番号や知らない番号からかかってきて、そのままにしておくといってもモヤっとしますよね。
知らない番号からの着信を調べることができる方法はたくさんあり、無料のアプリやWebサイトを使って調べることができます。
中でも、「Whoscall」が一番有名なアプリで使っている人もいるのではないでしょうか。
Webサイト「日本 電話番号検索」などで電話番号を検索して調べる方法もあります。
以前は、番号をそのまま検索バナーに入力して、とりあえず検索をかけるという方法しか知らなかったのですが効率よく調べられるので試してみてください。
020で始まる電話は14桁の番号なんかあるの?まとめ
020など新しい番号がふえても、今はLINEなどでそのまま通話することが増えているので、目にする機会は少ないですよね。
どんな番号からどんな着信があるのか、一度チェックしておくとよいかもしれません。