すごろくってやったことありますか?
私は普通のすごろくから人生ゲームすごろくまでいろいろと遊んでいた記憶があります。
ついには、すごろくを手作りして遊んだこともありました。
そんな、すごろくゲーム。
デイサービスや老人ホームのレクリエーションで人気があるんです。
これを目当てにデイサービスの予約をとられる方もいるそうですよ。
今回はそんなすごろくゲームの
・簡単に作れる人生ゲームのようなすごろくの作り方
・高齢者向けすごろくのお題集
・すごろくの手作りがデイサービスで人気
についてお話していきます!
簡単!人生ゲームのようなすごろくの作り方
市販のすごろくを買ったり、無料でダウンロードできるものを使って遊んでも楽しいですが、手作りのすごろくも楽しいですよ。
子供の頃にやってた作り方なので、簡単だと思います、参考に試してみてくださいね。
≪ 用意するもの ≫
・大きめの紙 1枚
・紙(サイズはなんでもいいです。) 3枚くらい
・ペン
・はさみ(サイコロを作る場合)
≪ 作り方 ≫
①紙を用意します。
…大きめの紙だといいです。
昔は、大判の広告の裏を使ってました。
②紙に四角□、丸◯、線を書いていきます。
四角:お題のマス
丸:お題がないマス(別名「安全地帯」ともいいます)
線:道
これを組み合わせてすごろくのマップを作ります。
四角を連続して書いてもいいと思いますよ。
工夫して四角のマスと丸のマスを配置してみてくださいね。
③お題カードを書く
すごろくのマップを描く用とは別に用意してもらった紙数枚を、半分か4分の1くらいに切り分けます。
このお題カードのサイズは、すごろくのマップに描いた四角と同じくらいか、小さいサイズなら特に細かい大きさの指定はないです。
切り分けた紙に、お題を書いていきます。
書く内容は、「一回休み」「3マス進む」「振り出しに戻る」などのすごろくでよくあるお題です。
これで完成です。
コマやサイコロがない場合は、一緒に作っちゃいましょう。
コマは、食玩のおもちゃや消しゴム、マグネットでも代用できますよ♪
実際に遊ぶときは、お題カードを四角においてもいいし、四角のマスに到達するごとにお題カードを引いていってもらう方法でも大丈夫です。
この作り方だと、ちゃんと保存しておくと再利用できます。
お題の位置も変えられるので、毎回お題の場所がちがうのでマンネリ防止にもなりますね。
このすごろくにさらに人生ゲームの要素をいれてみます!
さっきのすごろくの作り方から変えるのは、お題カードの内容を人生ゲーム仕様にすること。
一攫千金狙いましょう☆
コマと一緒にお金を手作りしてもいいですが、大変な場合はポイント制だと簡単です。
例えば
『小学校に入学! お祝いで2ポイントもらう』
『結婚! みんなからご祝儀で5ポイントもらう』
『事故に遭う マイナス1ポイント』
などです。
これで、みんなゴールしたあとにポイントが多かった人が勝ち!というわけです。
すごろくの土台のマップはそのままに、お題カードだけ人生ゲームのないようにかえれば、普通のすごろくも人生ゲームも両方楽しめます。
手作りですごろくや人生ゲームを作るときに参考にしてみてくださいね。
[2024]高齢者向けすごろくゲームのお題集
すごろくの楽しみは、1番にコールできるのかというのはもちろんですが、どんなお題がくるのかっていうドキドキ感ですよね。
ここではお年寄りの方でも楽しんでもらって、さらに体を動かせるお題をいくつか書きます。
≪ 体を動かす系 ≫
・次の順番まで、指体操をする
・肩を上下に5回動かす
・深呼吸を5回
・ボールつき10回
・団扇でスタッフとピンポンラリー3回
≪ みんなを巻き込む系 ≫
・みんなで「どんぐりころころ」を歌う(曲はみんなが知っている童謡がいいと思います)
・みんなで「グー」「チョキ」「パー」を3回やる
・みんなで膝伸ばしを5回やる
・みんなで腕上げを5回
≪ クイズ系 ≫
・スタッフが何の絵を描いたか答える
・今日のご飯のメニューは?
→午前中にゲームをするなら朝ごはんメニュー
午後ならお昼ごはんのメニュー
・お孫さんの名前は?(奥さんや子供の名前でも可)
・春の花といえば?
≪ ゲーム系 ≫
・スタッフとじゃんけんをして、勝ったら3マス進む、負けたら1マス戻る
・トランプのカードをスタッフと一緒に1枚ずつひいて、カードの数字がスタッフよりも大きい数字だったら2マス進む、小さい数字だったら1回休み
などなど。
動作をする回数や、進めるマスの数はスゴロクのマスの数によって適宜変えてあげてくださいね。
デイサービスでもすごろくの手作りが人気
デイサービスではスゴロクゲームをするだけでなく、手作りをするのも人気なんです。
高齢者施設などでは、レクリエーションとしてゲームや運動だけでなく、何かを作ったりする製作のコーナーもあります。
なので、その製作のレクリエーションの時にすごろくの手作りなどをしているんです。
たとえば、スゴロクのマップの余白に絵を描いてもらったり、折り紙を折ってもらって貼り付けるなどは、簡単にできるけど、頭や手先を使いますよね。
「なんの絵を描こうかしら?」
「どこにこの折り紙を貼ろうか?」
というのを、スタッフの方やお隣に座っている方と話したりもできます。
こういったことがレクリエーションで大切なんです。
じつは、レクリエーションはこういった身体機能の維持・向上、脳の活性化、人との交流という目的もあるんです。
もちろん、楽しんでもらうことが大切!
すごろくを作った場合は作ってそれで終わりではなく、作ったら自分たちで使えます。
自分の作ったもので何かできるのは、どんな年代だろうと関係なく嬉しいですよね。
まとめ
すごろくについてお話をしてきました。
手作りのすごろくは簡単にできます。
今回ご紹介したやり方は、土台さえ作ればあとはお題カードの配置を変えるだけで前と違うコースになりますよ。
高齢者向けのすごろくを作るときは、座ったままでもできるような体を動かす系、みんなで歌ったりなどの他の人も巻き込む系なども入れてみてくださいね。
デイサービスでは、すごろくゲームをやるだけでなく手作りも人気なんです。
すごろくはデイサービスでも人気のレクリエーション。
施設が配布しているレクリエーションの月間予定表で確認して、わざわざその時間に合わせてデイサービスの予約をする方もいるくらいなんです。
「高齢者向けのすごろくについて知りたい!」
「おうち時間に手作りすごろくをやりたい」
というお悩みの役に立てたら嬉しいです。
お読みいただきありがとうございました。