suicaをタッチし忘れて退場してしまうと、次回乗車するときにエラーとなってしまい、改札を通ることができなくなります。
都度切符を買う必要がなく、スムーズに改札を通ることのできるSuicaですが、エラーになってしまうと、係員さんに処理をお願いしなければなりません。
今回は、Suicaをタッチし忘れた時の対処法をバスや無人駅などのケースごとにお伝えしていきますよ。
しかし、せっかくスムーズに通ることのSuicaに時間を取られてしまうのは勿体ないですよね。
そこで、タッチミスやタッチし忘れを防ぐために気をつけるポイントについても合わせてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
suicaのタッチし忘れて退場したらどうなる
suicaのタッチをし忘れて退場してしまうと、次回乗車する時にエラーとなり、入場することができなくなります。
朝の忙しい通勤のタイミングで、入場できなくなってしまうと大変ですよね。
面倒を増やしてしまうことを避けるためにも、タッチミスやタッチし忘れを気をつけることも大切です。
事前に以下の3点にも注意すると、スムーズにSuicaを使うことができるので、今一度確認してみてくださいね。
確実にタッチして処理音を確認すること
Suicaの通信範囲は約10㎝ですので、通信範囲でタッチしてください。
また、処理音を確認して通るようにすると、確実にタッチできているかがわかるのでおすすめです。
場合によって処理音も変わってくるので、上手く読み取れているかどうか確認してくださいね。
「ピー」 | 定期券の期限切れ、 入金(チャージ)残額不足などの場合。 |
「ピピピピピ」 | うまくSuicaを読み取れない場合。 |
「ピッ」 | Suica定期券内、 IC企画乗車券のフリーエリア内を利用の場合 |
「ピピッ」 | Suica定期券区間外、 IC企画乗車券のフリーエリア外を利用の場合 |
電波を妨げるものや他のICカードと一緒にタッチしないこと
Suicaは電波によってデータの読み取りを行うため、下記のようなものを一緒に持っている場合は、うまく読み取れないことがあるので注意してください。
- タバコの銀紙
- スクラッチカードなどのアルミ箔を使用した紙
- コイン、貴金属、鍵などの金属類
- ポイントカードや銀色地に白文字のリライトカード
- 他のICカード
シールなどを貼らないこと
こちらも、改札でうまく読み取りができない原因となるので、直接シールを貼ったりしないようにしてくださいね。
出場記録なしの解除はどこでできる?
出場記録なしの解除は、
私たちが普段タッチする自動改札機ではできない処理になりますので、駅係員専用の処理機で対応してくれます。
出場記録がないままだと、次回乗車時にエラーが起きてしまい入場できなくなってしまいますので、必ず処理が必要となりますよ。
ちなみに、
- 入場はしたけどエレベーターがなくてベビーカー移動できなかった時
- 間違えて入場してしまった場合
- トイレや忘れ物をした時
なども、出場記録をつけずに改札口の駅係員さんに相談しましょう。
係員さんの判断で、入場記録を消してくれます。
関東では、電車に乗らずに入場・退場しただけでも、入場料としてお金が引かれてしまいますので、困った時は改札の係員さんに相談してみてくださいね。
無人駅でタッチし忘れたらどうすれば良い?
無人駅でタッチし忘れた場合は、
- 有人駅で申告し、処理してもらう。
- インターホンを利用し、遠隔操作で処理をしてもらう。
上記2パターンのいずれかで処理をしてもらうことで、Suicaを使うことができるようになります。
次に乗車する駅が有人駅の場合は、係員の方に事実を申告し、出場記録と精算の処理を行ってもらってください。
次も同じ無人駅で乗る場合やいますぐ精算を行いたい時は、インターホンを鳴らして係員の方に経緯を話しましょう。
Suicaの対応している自動券売機(多機能券売機)があれば、遠隔操作で処理をしてもらうことができますよ。
私自身も無人駅に住んでいた頃は、インターホンを押して遠隔操作で処理をしてもらっていました。
しかし、対面ではない分、時間もかかるので、そうならないようにしっかりとタッチする意識を持つことが大切だなと感じています。
限られた時間を無駄にしないためにも、先に紹介したスムーズにSuicaを使う方法について意識してみてくださいね。
バスでタッチし忘れたら?入場、退場それぞれ解説
バスで乗車時にタッチし忘れた場合は、
バスの運転手さんに乗車したバス停を伝えて、処理をしてもらいましょう。
乗った区間分の金額を差し引いて精算してくれます。
入場と退場の処理も合わせて行ってくれるので、次回バスに乗る時にエラーにならずに済みますよ。
バスで降車時にタッチし忘れた場合は、
次回バス乗車時に運転手さんに経緯を説明し、処理をしてもらいましょう。
地下鉄とバスで連携しているわけではないので、バスの降車時にタッチをし忘れても、次に地下鉄に乗る場合にエラーはありません。
しかし、精算しなければ無賃乗車となってしまいますので、必ず処理をしてもうようにしましょう。
しばらくバスに乗る予定がなければ、バス会社に連絡をするなどして、指示に従うようにしてくださいね。
タッチできてなかった・・これって無賃乗車?
タッチできてなかったことを駅係員さんに申告し、精算することで無賃乗車にはなりません。
駅係員さんは、申告を元に処理を行うため、事実を伝えましょう。
- 前の人に張り付いて改札を通る
- 切符を紛失したと嘘の申告をしたり、乗車した駅を偽って降車駅で精算する
などの故意的にタッチしないような行為や嘘の申告は、無賃乗車で犯罪となってしまいます。
防犯カメラの映像から後日逮捕に至るケースもありますので、しっかりと事実を申告し精算をしてもらうようにしましょう!
無賃乗車になってしまうのでは?と心配になってしまうこともありますが、しっかりと事実を伝えて処理をすれば大丈夫なので安心してくださいね。
Suicaは、都度切符を買う必要がなく、非常に便利なアイテムです。
しっかりとタッチするように気をつければ、処理の手間もなく時間短縮にもつながります。
うまく使って、快適に電車やバスに乗りましょう!