台湾カステラとは?シフォンケーキや日本のカステラとの違い・特徴や原材料も紹介

台湾カステラとは、その名の通り台湾で発祥されたカステラのことです。

台湾カステラは日本のカステラと違い、見た目も食感もふわふわしていてシュワっとなるらしいです。

まるでシフォンケーキのようですね。

「もうシフォンケーキと違いはないんじゃない?」

それは違いますよ。

違いは食感とビジュアルです。

今回は台湾カステラとは、ということで日本のカステラや、シフォンケーキとの違いも含めてお話ししていきたいと思います。

目次

台湾カステラとは?本場・発祥は台湾?

台湾カステラとは?本場・発祥は台湾?

台湾カステラとは、その名の通り台湾で発祥されたものです。

台湾北部の淡水(ダンシュイ)という地域のお菓子で、現地では「焼きたのケーキ」を意味する「現烤蛋糕(シエンカオダンガオ)」と呼ばれています。

台湾カステラはどんな味?特徴と原材料を紹介

台湾カステラはどんな味?特徴と原材料を紹介

では台湾カステラの味はどういった味でしょうか。

そこでカステラの味や材料を特徴やレシピとともにご紹介します。

特徴

台湾カステラはしゅわしゅわふるふるしていてふわふわで軽い食感なのが特徴です。

そしてふっくらしています。

「焼き立て・粗熱が取れた後・冷蔵庫で冷やした後」の食感が変わるようです。

焼き立てはふわふわ食感で、卵のやさしい風味が印象的。

粗熱が取れた後はしっとりプルプルとして、きび砂糖の甘みを感じます。

冷蔵庫で冷やした後はひんやりしていて、口の中でシュワっと溶けるような食感になります。

これが店で売っているような食感となります。

お好きなタイミングで食べられるように、次に原材料とともに家で作れる簡単なレシピをご紹介します!

原材料と作り方

原材料はこちらです。(個数や量は18cm型一つ分目目安です)

  • 卵 ※作る直前まで冷蔵庫で冷やしておく
  • 植物油
  • 薄力粉
  • 無調整豆乳
  • きび砂糖

たったこれだけでできてしまうんです。

では最後に、台湾カステラの作り方について説明します!

作り方

① 本格的に作り出す前に、まずは下準備をします。

  • 薄力粉はふるいにかけておく。
  • オーブンを150℃に加熱。(記事を作っている最中でもOK)
  • 牛乳、バターを温めておく。
  • バットの上に布巾を敷き、その上にクッキングペーパーを敷いた型を置く。
  • 60℃くらいのお湯を用意する。(湯煎用)
  • 卵を黄身と白身に分けておく。

これらが出来たらさっそく作り始めていきましょう!

② ①のバター、薄力粉、牛乳、黄身を一つのボールで混ぜ合わせる。

③ 別のボールでメレンゲを作っていく。

④  ②に③のメレンゲを3回くらいに分けてサクサクと混ぜ合わせる。

⑤  ④を型に流し込み、バットに湯煎用のお湯を流し込む。

⑥ 150℃のオーブンで60分ほど湯煎焼きをする。

レシピ引用元:https://www.instagram.com/p/CQfLAhShCyQ/?utm_medium=copy_link

詳しくはこちらから!

動画とともに詳しく載っております。

日本のカステラとは作り方も材料も違ってきますね。

なので食感もだいぶ違います。

「どう違うんだろう……….」

そんな疑問を持つあなたへ。

次に日本のカステラと台湾カステラの違いをレシピなどとともに紹介します!

台湾カステラと日本のカステラとの違い

台湾カステラと日本のカステラとの違い

次に台湾カステラと日本のカステラの違いを詳しく説明します。

そこでまずは原材料とレシピの違いから紹介します!

作り方と材料の違い

原材料(18cm型用):

台湾カステラ

  • 植物油
  • 薄力粉
  • 無調整豆乳
  • きび砂糖

日本のカステラ

  • 強力粉
  • 砂糖
  • みりん
  • はちみつ
  • サラダ油
  • ざらめ

次にレシピの紹介です:

日本のカステラの作り方:

① 下準備:

  • 強力粉をふるっておく。
  • たまごを常温にしておく。
  • お湯を40度ほどに沸かしておく。
  • みりんやサラダ油などをひんやり冷やしておく→焼き色がしっかりとつけるため
  • 180度にオーブンを予熱しておく(料理中でもOK)

② ボウルに卵を割り入れ混ぜて、湯煎する。

③ 砂糖を加え、泡立て器を持ち上げた時にリボン状になって落ちていく程度まで高速で泡立てる。

  

最後は泡が均等になるようにゆっくり混ぜる。

ここまでの工程を湯煎しながら行いましょう。

④ サラダ油、はちみつ、みりんを加えてゆっくりと混ぜる。

⑤ 強力粉を1/3加え、底からすくうようにゴムベラで混ぜ合わせ、残りの強力粉を加えて同様にする。

⑥ 型にクッキングシートを敷いたら、ざらめを入れて全体に広げる。

  

生地を流し入れて型を10cm程の高さから2、3回落とし、表面を平らにならす。

⑦ 180℃に予熱したオーブンで10分焼いた後、140℃に下げて30分〜40分焼く。

⑧ 型を約10cmの高さから落とす。

レシピ引用元はこちら。

DELISH KITCHEN
ふんわりしっとり♪ 基本のカステラのレシピ動画・作り方 | DELISH KITCHEN 昔懐かしの味をご家庭で!基本のカステラのご紹介です。難しい印象のカステラも家にある材料で意外と簡単に作れます。底に敷きつめたざらめの食感がやみつきに!おやつにピ...

これが日本のカステラの作り方です。

*台湾カステラの作り方は「台湾カステラはどんな味?特徴と原材料を紹介」から!

作り方の主な違いは…….

  • 湯煎の温度
  • オーブンの焼き温度や焼く時間
  • 台湾カステラは温度が高めで作られ、日本のカステラは全体的に温度が低めで作られている。
  • 台湾カステラはメレンゲにするが日本のカステラはメレンゲにしない

というところです。

作る工程にはそれほど違いはありませんが、材料や作る時の温度が違ってくるんですね。

料理の「温度」の大切さが改めて分かります。

次にこれらの違いによって生まれる特徴の違いを説明していきますね。

特徴の違い

では特徴や食感の違いです。

台湾カステラ

  • 甘さ控えめ
  • ふっくら
  • しゅしゅわ
  • ぷるぷる

日本のカステラ

  • しっとり
  • ぱさぱさ
  • 四角く、ボリューム少な目

いかがでしょうか。

材料や所々の工程の違いでここまで差が出るという事ですね。

台湾カステラとシフォンケーキとの違い

台湾カステラとシフォンケーキとの違い

上記で説明していたことを振り返るとなんとなく材料や作り方的にも台湾カステラってシフォンケーキに似ていませんか?

では二つの違いは何でしょうか。

それは食感と焼き方です。

シフォンケーキは少しパサつきがありますが、台湾カステラはふわふわしっとりという違いがあります。

また、シフォンケーキはオーブンで「焦がす」焼き方ですが、台湾カステラは湯煎焼きのような工程があり、どちらかというと「蒸す」という焼き方になります。

お取り寄せはできる?

お取り寄せはできる?

台湾カステラはお取り寄せ可能です!

今時インターネットの通販サイトなどで台湾から直接取り寄せることができます。

また、台湾料理店などでカステラを出していることがあるのでネット販売していれば取り寄せ可能なところもあります。

そこで、人気なお取り寄せ店TOP3を紹介します!

  1.  Castealla(カスティーラ)【千葉県】

  2.  神戸ベル(閃閃 シャンシャン)【兵庫県】

  3.  新カステラ【東京都】

です。

よくAMAZONや楽天でも販売されています。

台湾カステラに興味がある方は是非こちらから取り寄せて食べてみてくださいね!

今回は台湾カステラと日本のカステラやシフォンケーキとの違いについて詳しくお話ししました。

それではこれにて、See ya!

目次