通知不可能の着信に出ても、日本国内で受け取った電話であれば料金はかかりません。
ただしガイダンスの内容の意味がわかっても通話を続けたり、入力をしないでください。
今回は、通知不可能と表示されたのは、どこからかかってきてるのか
電話に出てしまって中国語のガイダンスが流れた場合の料金、「通知不可能」「非通知電話」を着信拒否に設定する方法について解説していきます
通知不可能の電話に出たら中国語？中国からの着信に出てしまったら料金はどうなる
通知不可能や非通知電話が中国など海外からだったとして、その電話を日本国内でとる場合には料金は発生しません。
電話を取ったら自動音声で中国語が流れてくると焦りますよね。
でも「中国からの電話に出てしまった・・・料金がやばいかも」と慌てる必要はありません。
ソフトバンクのヘルプを紹介しますね。
ソフトバンクヘルプ
Q：海外からかかってきた電話にでた場合、着信側に通話料はかかりますか？
A：日本国内で着信を受けた場合、着信側に通話料はかかりません。
https://www.softbank.jp/support/faq/view/12204
「通知不可能」の非通知電話で、出た途端に中国語の音声ガイダンスが流れるものは、基本的に日本に居住、滞在している中国人をターゲットにした詐欺電話だと言われています。
無差別にかけているので、日本人の番号にもかかってくるという訳です。
自分の携帯番号がなぜ、と思うかもしれませんがネットを利用しているだけで至る所から個人情報は収集されているので、どこからどう漏れているのかは個人では何ともできない、というのがリアルでしょう。
通知不可能でかかってくる中国大使館からの自動音声・中国語でなんと言ってる？
この「非通知の電話に出てしまったら中国大使館からで、中国語の音声ガイダンスが流れてきた」という電話
中国語なので何を言っているのか分かりませんが、翻訳してくれた方がいます。
内容は「大使館に荷物が届いているので受け取りに」というものだそうです。
音声ガイダンスにそってボタンを押していくと、詐欺に巻き込まれるという内容のようです。
この中国語の自動音声を聞き取れる日本人はほぼいないでしょうから、ボタン操作して先に進んでしまうようなことはなさそうですね。
他にもいろんなパターンがあるでしょう。
どちらにせよ、「反応してはいけない」ということになります。
この、非通知電話に思わず出てしまったら中国大使館からで、電話を取ったら自動音声の中国語が流れ出したという体験はSNSでもたくさんの声が見られます。
電話を取ったら自動音声で中国語が！という体験談
内容はどうあれ、非通知電話は感覚的に怖いと言う側面もあります。
中国語自動音声の迷惑電話かかってきたけど、留守電機能つけてないせいで今回はサンプリングできなかった。貧乏が憎い。
— ym303bass (@ym303bass) January 15, 2024
動画は昔サンプリングした詐欺電話。
pic.twitter.com/jPMyxjiTUX
ここからは非通知電話を拒否する方法をiphoneの設定、キャリアごとのサービスそれぞれ紹介していきます。
iphoneで非通知電話の着信を鳴らなくする方法
まず注意点ですが、iphoneでの非通知電話をオフにする設定は「音が鳴らなくなるだけ」です。
着信拒否とは少しちがいますね。音はならず、着信履歴には表示が残ります。
着信自体を拒否したい場合はこのあとのキャリアごとの設定を見てください。
ではまずiphoneでの設定です。
3回ほどスクロールしたところにあります。
これも少しスクロールしたところにあります。
これで完了。非通知電話から着信があっても音が鳴らなくなります。
着信自体を拒否するには、各キャリアの迷惑電話防止サービスを使いましょう。
次にくわしく紹介していきます。
通知不可能・非通知の電話を着信拒否に設定する
怪しい通知の電話に出てしまう前に、防げる手立てといえば、ドコモ、au、SoftBankが提供している「迷惑電話対策サービス」があります。
ドコモの非通知拒否サービス
「番号通知お願いサービス」というもので、発信者の番号が通知されない状態でかかってきた場合、音声ガイダンスで「番号通知のお願い」が相手側に流れて自動的に電話が切れます。
申し込みも、サービス利用料も無料なのがうれしいですね。
またドコモの端末では非通知着信の可否も選択できますよー（電話機に履歴が残ります。）
auの非通知拒否サービス
「番号通知リクエストサービス」というもので、非通知でかかってきた番号に対して「番号を通知できるようにしてからおかけ直し下さい」とガイダンスが流れるもの。
設定方法は1481にダイヤルするだけでサービス起動。無料なのも嬉しいですし、ショップに行かなくても設定できるのでとっても便利です。（ガイダンスに接続された場合の通話料金はかかります）
povoには非通知拒否サービスがない
auから生まれた格安サービスのpovoですが、非通知を拒否するサービスはないようです。
povoのページからサービス内容を見てみても、非通知についての記載が見つからなかったので問い合わせてみました。
チャットのサポートから問い合わせてみた回答がこちらです。
「着信拒否サービスをご用意しておりません」という返信。本体の着信拒否で設定してくださいとのことでした。
ソフトバンクの非通知拒否サービス
月額１００円で「ナンバーブロック」の番号通知サービスです。
こちらは一度非通知でかかってきたものに応答して終わった後電話番号を登録してから拒否を開始するものなので、ちょっとした手間がかかってしまいます。
オンラインサービスのMy SoftBankからサービスの申し込み手続きができて、SoftBankショップで申し込む場合には契約者本人の本人確認書類をもってお店に行ってくださいね。
「通知不可能」と表示される電話はどこから？
通知不可能と表示されているのは、キャリア側の制約により番号通知ができないものです。（多くは国際電話やSKYPEなどのIP電話からの着信。新幹線公衆電話もあり。）
機種によっては表示圏外などと表示されることもあります。
IP電話は無料で大量に番号が取得できるので、残念なことに詐欺などに使われている場合が多いです。
ちなみに、非通知設定は番号を通知したくない人が「184」を頭に着けて意図的に電話を発信させることです。
非通知と、通知不可能は種類が違います。
海外からの着信は国番号（日本の場合は＋81）が表示されます。
「通知不可能」の電話に出てしまったら中国語の自動音声がまとめ
通知不可能はキャリア側の制約により番号通知ができないものです。
非通知設定は番号を通知するのが都合が悪い人が184を頭に着けて意図的に電話を発信させることです。
なので、非通知と、通知不可能は種類が違います。
非通知で昼間にワンギリ電話が何度もかかってくるパターンなども知っておくといざかかってきた時に慌てずにすみますよ。
お読みいただきありがとうございました。